実家のある葉山は天草(テングサ)がたくさんとれるところ。
葉山に行ったときには天草(テングサ)をたくさん買ってきます。
夏の暑い日に冷たいところてんをツルツルッと食べるのって本当に幸せを感じます。
酢醤油にからまったツルツルのところてんを食べると火照った体もヒンヤリモードに。
ところてんは、市販のものを買うのがほとんどだと思いますが、たまにはテングサを使って自分で作るとまた美味しさが倍増です。
しかも、天草(テングサ)を使って作ると、歯応えも抜群に良くて、食物繊維がたっぷりとれるから体内のデトックス効果も抜群だそう!
ダイエット、便秘解消、美肌にも効果がある寒天はぜひ食べて欲しい食材です。
今回はそんな天草(テングサ)を煮出して作る寒天の作り方をご紹介します。
目次
寒天、テングサは美肌、ダイエット、健康効果が抜群!
テングサは食物繊維がたっぷり
寒天といえば食物繊維が豊富なのは有名ですよね。
食品の中でも寒天の食物繊維の含有量はトップクラスなんです。
寒天に含まれる食物繊維は体内でアガロオリゴ糖という成分になり、がん細胞の成長を防いだり、抗酸化作用にも威力を発揮します。
また、アガロオリゴ糖は腸内の老廃物や毒素を吸着し、体外へ排出するのを助けます。
それによって、便秘や、肥満、高血糖を防ぐ役目もしてくれるんです。
寒天の保水力が凄い!
寒天には高い保水力があります。
この高い保水力が体内の余分な糖の吸収を妨げ、血糖値の急激な上昇を抑えてくれます。
寒天にはヨードやカルシウムもいっぱい
また寒天はヨードやカルシウムも豊富です。寒天にカルシウム?って意外に思いました。
それゆえ寒天は骨や歯を丈夫にしたり、目や脳の健康を保つ働きもあるんです。
寒天の喉ごしも健康効果があるって知ってた?
また寒天独特の喉ごしは、脳を刺激・活性化し、元気の素となるホルモンが分泌されるんです。
それによって免疫力が高まり、風邪の予防にも役立つんです。
寒天の意外な健康効果にビックリしました。
寒天はゼロカロリーでありながら、現代人に不足しがちな食物繊維を摂れ、生活習慣病(成人病)対策にもなる、スーパーフードなんです。
圧力鍋を使って天草(テングサ)から作る自家製寒天の作り方
普通、天草(テングサ)から寒天を作るには天草(テングサ)を30分から40分ほど煮出します。
暑い夏に30分~40分も煮だすのは辛い!
そこで今回は圧力鍋であっという間に簡単に煮出す方法をご紹介します。
分量はコチラ
- テングサ25グラム
- 水、1.5リットル
- お酢小サジ1
まず、天草(テングサ)をよく洗います。
よく洗ったあと、天草(テングサを)1時間、出来れば24時間ほど分量の水に浸します。
水に浸した天草(テングサ)を圧力鍋で5分加圧します。
そのあと10分放置し、鍋を水をかけて冷却します。
煮出した寒天液はザルでこした後、水に濡らした型に流して常温であら熱をとります。
寒天液がしっかり冷めたあと、冷蔵庫でしっかりと冷やし固めます。
寒天液は、そのまま味をつけずに冷まして固めればところてんやあんみつに使えます。
寒天液に黒糖などで風味をつけてから固めても美味しくたべれます。
夏の食欲の無い時でも、寒天は喉ごしの良さでツルッと食べられて私は大好きです。
あんみつ用に切っておいたものをサラダや酢の物に入れて食べたりしても美味しいです。
フルーツのマチェドニアやフルーツマリネ、フルーツポンチ、冷たいコンソメスープなどに入れて食べるのもおすすめですよ。
テングサはどこで買う?
寒天の主原料となる天草(テングサ)は海の近くであれば割りと手に入れやすい食材です。
スーパーなどではおいてあるところはあまりみかけませんよね。
値段はだいたい、100グラム入って400円ぐらいです。
ネットでも天草(テングサ)は購入することができます。
株式会社栗原商店
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日本の天草の1/3は伊豆・伊豆諸島産です。
中でも伊豆半島産は品質は最高ランクだそうです。
海藻問屋
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コチラは青森県産の天草(テングサ)です。
寒天液を冷まし固めた寒天は用途に合わせてカットします。
トコロテンは寒天つきを使いカットします。
アークランドサカモト
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寒天突きは、ホームセンターなどで500円ぐらいで売っています。
ネットでの購入も出来ますよ。
パール金属
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100円ショップのダイソーでもおいてありました。
でも切れ味は正直だめかな。
切れ味が駄目だと寒天がグチャっとなって美味しくありません。
やはり、それなりのお値段のトコロテンつきを買うのがおすすめですね。
寒天は舌触りが命ですから!
ちょっと手間はかかるけれどテングサから作った寒天は口当たりが断トツ違います。
暑い夏にツルッとヒンヤリ美味しいテングサの寒天にトライしてみてくださいね!