- えごま油と亜麻仁油(アマニ油)は何が違うの?
- オメガ3が多いのはどっち?
- 結局どっちを選べばいい?
- 値段や使い方にも違いはある?
えごま油と亜麻仁油(アマニ油)は、どちらもオメガ3のαリノレン酸を多くふくむ油として人気があります。
お店ではよく並んで売られていて、どちらを買えばいいのか迷う人も多いと思います。
この記事では、えごま油と亜麻仁油の違いを、原料・オメガ3の量・産地・値段・使い方で比べました。
数字は、厚生労働省の統合医療の情報サイト(eJIM)と、楽天市場の商品ページに書かれていることだけを使っています。
料理教室の講師を務め、食事・睡眠・運動で体を整える暮らしを続けている姫子が、えごま油と亜麻仁油の違いと選び方をお伝えします。
目次
えごま油と亜麻仁油(アマニ油)の違いの早見表
えごま油と亜麻仁油の違いを、表にまとめました。
| えごま油 | 亜麻仁油(アマニ油) | |
| 原料 | えごま(シソ科)の種 | 亜麻(アマ科)の種 |
| ほかの呼び方 | 荏胡麻油・しそ油 | あまに油・フラックスシードオイル |
| 100gあたりのオメガ3 | 58,000mg | 57,000mg |
| おもなオメガ3 | αリノレン酸 | αリノレン酸 |
| 国産の商品 | 多い(全国の町や農園が作っている) | 少ない(北海道産など) |
| 使い方 | 加熱せずにかける | 加熱せずにかける |
出典:厚生労働省『「統合医療」に係る情報発信等推進事業』(eJIM)「オメガ3系脂肪酸」
オメガ3の量はほとんど同じで、大きく違うのは原料の植物と、国産の商品の多さです。

えごま油とはどんな油?
えごま油は、シソ科のえごまの種から搾った油です。
えごまは地域によって「ジュウネン」や「あぶらえ」とも呼ばれ、日本では昔から食べられてきました。
えごまはシソ科の植物なので、えごま油は「しそ油」の名前でも売られています。
日本各地の町や農園でえごまが育てられていて、国産のえごまを使ったえごま油がたくさんあります。
亜麻仁油(アマニ油)とはどんな油?
亜麻仁油は、アマ科の亜麻という植物の種(亜麻仁)から搾った油です。
英語では亜麻のことを「フラックス」と呼ぶので、「フラックスシードオイル」「フラックス油」とも書かれます。
楽天市場で売られている亜麻仁油の商品ページを見ると、原料はカナダ産やニュージーランド産などの外国産が多く、国産は北海道産などに限られていました。
えごま油と亜麻仁油の違い
原料の植物が違う
えごま油はシソ科のえごまの種、亜麻仁油はアマ科の亜麻の種から作られています。
どちらも種を搾って作る油で、低温圧搾(コールドプレス)で搾った商品が多いのは同じです。
オメガ3の量はほぼ同じ
eJIMのページでは、100gあたりのオメガ3の量は、えごま油が58,000mg、亜麻仁油が57,000mgと書かれています。
商品ページでも、αリノレン酸の量はえごま油が約57〜68%、亜麻仁油が約50〜63%と、どちらも同じくらいです。
どちらも、魚に多いEPA・DHAではなく、植物にふくまれるαリノレン酸が中心です。
国産の商品の多さが違う
えごま油は、福島・岩手・新潟・富山・島根・熊本など、全国の町や農園が国産のえごま油を作っています。
亜麻仁油は外国産の原料が多く、国産のものは北海道産など、数が少なめです。
国産にこだわるなら、えごま油のほうが選べる商品が多いと思います。
値段の違い
外国産の原料を使ったものなら、えごま油も亜麻仁油も、170gで1,000円前後〜1,500円くらいから買えます。
国産のえごま油は100gで2,000〜5,000円ほど、国産の亜麻仁油は95gで3,000円台と、国産はどちらも高めです。
使い方と保存の仕方は同じ
えごま油も亜麻仁油も熱に弱いので、加熱せずにサラダや納豆、お味噌汁などにかけて使います。
開けたあとは冷蔵庫に入れて、えごま油は1か月ほど、亜麻仁油は6週間以内などと、早めに使い切るように書かれている商品が多いです。
えごま油と亜麻仁油はどっちがいい?
オメガ3の量はほぼ同じなので、どちらを選ぶかは、産地・値段・手に入りやすさで決めるのがおすすめです。
- 国産の原料にこだわりたい人:えごま油
- 地域の作り手を応援したい人:えごま油
- 手頃な値段でたっぷり使いたい人:外国産の亜麻仁油か、外国産のえごま油
- 有機のものを手頃に買いたい人:有機の亜麻仁油
- 持ち歩きたい人:どちらも小袋タイプがある
えごま油と亜麻仁油を交互に使ってみて、好きなほうを続けるのもいいと思います。
亜麻仁油(アマニ油)のおすすめ
楽天市場で買える亜麻仁油の中から、有機・手頃・国産・小袋の5つをご紹介します。
【紅花食品】の有機アマニ油
有機JASの亜麻仁油で、低温圧搾・無精製です。
100gあたりαリノレン酸が62.6gと書かれています。
開封後は冷蔵庫に入れて、6週間以内に食べるように書かれています。
| 商品名 | 【紅花食品】有機アマニ油 |
| 値段 | 1,514円(税込) ※2026年11月現在 |
| 量 | 170g |
| 原料の産地 | 記載なし(有機JAS) |
【紅花食品】のアマニ油
低温圧搾の一番搾りで、無精製の亜麻仁油です。
100gあたりαリノレン酸が57〜62gと書かれています。
170gで1,000円ほどの手頃な値段です。
| 商品名 | 【紅花食品】アマニ油 |
| 値段 | 1,029円(税込) ※2026年11月現在 |
| 量 | 170g |
| 原料の産地 | 記載なし |
【仙台勝山館】の有機 亜麻仁油
カナダ産の有機JASの亜麻仁油で、コールドプレス(低温圧搾)・未精製です。
楽天のレビューが85件あり、ここで紹介する亜麻仁油の中でいちばん多い商品です。
| 商品名 | 【仙台勝山館】有機 亜麻仁油 |
| 値段 | 2,820円(税込) ※2026年11月現在 |
| 量 | 230g |
| 原料の産地 | カナダ |
【亜麻公社】の北海道産 亜麻仁油 セレクト
北海道当別町の契約農家が育てた亜麻を100%使った、国産の亜麻仁油です。
栽培は農薬不使用で、コールドプレス・未精製のまま瓶詰めしています。
国産の亜麻仁油は少ないので、国産にこだわる人に向いています。
| 商品名 | 【亜麻公社】北海道産 亜麻仁油 セレクト |
| 値段 | 3,240円(税込) ※2026年11月現在 |
| 量 | 95g |
| 原料の産地 | 北海道当別町 |
【朝日】のアマニ油 個包装
3gずつの小袋に入った亜麻仁油で、低温圧搾(コールドプレス)です。
持ち歩きやすく、開けたてを使えます。
| 商品名 | 【朝日】アマニ油 個包装 |
| 値段 | 970円(税込) ※2026年11月現在 |
| 量 | 3g×30包 |
| 原料の産地 | 記載なし(国内製造) |
えごま油のおすすめ
えごま油は、国産・有機・手頃なものから1つずつご紹介します。
【鹿北製油】の国産えごま油
国産のえごまだけを小型の圧搾機で搾り、手漉き和紙でろ過しただけの生のえごま油です。
| 商品名 | 【鹿北製油】国産えごま油 |
| 値段 | 2,484円(税込) ※2026年11月現在 |
| 量 | 100g |
| 原料の産地 | 国産 |
【スプラウト島根】の有機えごま油
島根県産の有機えごまを使った、有機JASのえごま油です。
| 商品名 | 【スプラウト島根】有機えごま油 |
| 値段 | 3,686円(税込) ※2026年11月現在 |
| 量 | 110g |
| 原料の産地 | 島根県(有機) |
【朝日】のえごま油
低温圧搾のえごま油で、170gで1,000円ほどの手頃な値段です。
| 商品名 | 【朝日】えごま油 |
| 値段 | 980円(税込) ※2026年11月現在 |
| 量 | 170g |
| 原料の産地 | 記載なし |
ほかにも、国産・有機・搾りたてなど目的別に、えごま油29品を比べた記事があります。
えごま油と亜麻仁油のよくある質問
Q. えごま油と亜麻仁油は一緒に使ってもいいですか?
A. 一緒に使ってもかまいません。
どちらも油なので、2つ合わせて1日小さじ1杯くらいにしておくと、とりすぎになりません。
Q. しそ油とえごま油は同じものですか?
A. えごまの種から搾った油が、「しそ油」の名前で売られていることがあります。
えごまはシソ科の植物なので、えごま油を「しそ油」「しそ科油」と書いている商品もあります。
Q. 加熱する料理に使ってもいいですか?
A. どちらも加熱しないで使うのがおすすめです。
商品ページでも、「長時間の加熱や揚げものには使わない」「加熱せずに食べる」と書かれているものが多いです。
Q. 1日にどれくらいとればいいですか?
A. 商品ページでは、どちらも1日小さじ1杯(約4g)くらいを目安にしているものが多いです。
厚生労働省の食事摂取基準では、オメガ3(n-3系脂肪酸)の1日の目安量は、男性が2.2〜2.3g、女性が1.6〜2.0gです。
えごま油と亜麻仁油(アマニ油)の違いまとめ
えごま油と亜麻仁油は、原料の植物は違いますが、オメガ3の量はほとんど同じ油です。
国産にこだわるならえごま油、手頃な値段や有機を選びたいなら亜麻仁油も選びやすいと思います。
- えごま油はシソ科のえごま、亜麻仁油はアマ科の亜麻の種から作る
- 100gあたりのオメガ3は、えごま油58,000mg・亜麻仁油57,000mg
- 国産の商品は、えごま油のほうが多い
- どちらも加熱せず、開けたら冷蔵庫で早めに使い切る






