栄養素は?
使いかたは?
この記事ではこんな疑問にお答えします。
この記事でわかること
- ハトムギの様々な効果、効能
- ハトムギの栄養価
- 効果的なハトムギの使い方
- ハトムギ製品の種類
この記事ではハトムギの様々な効果、効能とハトムギの使い方などをご紹介します。
目次
ハトムギとは
【はとむぎ】は、東南アジア原産の穀類。
日本には18世紀初め、江戸時代中国から渡来しました。
名前に「むぎ」とついていますが、イネ科ではなく「キビ亜科のジュズダマ属」の雑穀です。
ハトムギは、穀類のなかでもタンパク質のアミノ酸構成が最も良いとされる栄養価の高いスーパーフード。
栄養価が高いことから【穀物の王様】と呼ばれ、昔からご飯に混ぜて食べたり、お茶や化粧品などに加工されて、多くの人に愛用されてきました。
ハトムギという名前は、鳩が好んで食べたことから名付けられたといわれています。
漢方では、ハトムギの殻を除き皮をむいたものを【ヨクイニン】と呼び様々な処方で幅広く使われています。
ハトムギはイボとりの特効薬としても有名で、薬効がとても高く効果、効能も幅広く万能の食物です。
ハトムギに含まれている栄養素
ハトムギに含まれている栄養素は以下の通り。
- タンパク質・脂質
- 9-ヒドロキシ-オクタデカン酸
- ビタミンB1・ビタミンB2
- コイクセラノイド
- コイキソール
- アミノ酸(グルタミン酸・アスパラギン酸・アラニン・グリシン・アルギニン・ロイシン・セリン・プロリン・バリン・トレオニン・リジン・ヒスチジン)
- 有機ゲルマニウム
- パルチミン酸・ミリスチン酸・パンテント酸・
- カルシウム・カリウム
- ナイアシン・亜鉛・鉄分・
- 銅・マンガン
- 葉酸・食物繊維
- カンベステロール・スティグマステロール
ハトムギにはじつに様々な栄養素が含まれています。
ハトムギのココがすごい
- 他の穀物類よりもタンパク質や脂質が多い
- タンパク質は精米の2倍以上含有
- アミノ酸のバランスが非常に良く、10種類以上ものアミノ酸を含有
- ビタミンB2は玄米よりも多く豊富
- 食物繊維は精米の約8倍も多い
- 葉酸は精米の1.4倍多い
- 糖質の含有量は少ない
ハトムギにはカフェインは含まれていません。
カフェインが苦手な方や小さいお子さんからご年配の方まで安心して使うことが出来ますね
ハトムギは糖質も比較的少なめ。
白米の糖質が約78%なのに対して、ハトムギは56%と低く、普段のご飯にハトムギを2割ほど混ぜることで糖質の摂取量を抑えることが出来ます。
ハトムギには肝臓でコレステロールが作られるのを抑える働きを持つ脂質も多く含まれています。
その含有量は白米が0.5%なのに対しハトムギには6%も含まれています。
ココに注意
安価なハトムギ化粧水には【グリチルリチン酸ジカリウム】が含まれております。
グリチルリチン酸ジカリウムは【ハトムギ】由来の成分ではなく、【甘草】由来の成分です。
ハトムギによる有効成分ではないのでご注意ください。
ハトムギの効果効能
ハトムギは薬効が高く様々な効果効能がある万能な食物です。
主なハトムギの効果、効能は以下のとおり。
- イボの予防、改善
- 肌荒れの予防、以前
- ニキビの予防、改善
- シワができるのを予防、薄くする
- 美白効果
- 肌荒れの予防、改善
- アトピー性皮膚炎の予防、改善
- 体のむくみを取る効果
- 胃腸の働きを整える
- ダイエット効果
- 生活習慣病の予防
それぞれの効能、効果について詳しくご紹介します。
ハトムギのイボとり効果
ハトムギにはイボを取る効果があると昔からいわれてきました。
ハトムギを常食すると本当にキレイに無くなることから、イボとりには定評のある食物です。
一度出来るとなかなか治りにくいイボ。
イボには、ウイルス性のイボと、ウイルス性ではないイボの2種類があります。
ハトムギがイボの除去に効果を発揮するのはウイルス性のイボです。
ハトムギ、ヨクイニンは約100種類以上もある「ヒトパピローマウイルス」が原因のイボに効果があると言われています。
魚の目や、唇や男性性器の陰茎に出来る老人性のイボの「イボ・フォアダイ」などには効果がないといわれています。
通常、皮膚科でイボを取るには「液体窒素」を付けた専用の綿棒をイボに押し付けて焼きます。
イボは真っ赤になり凍傷を起こすため、この処置にはズキズキとした痛みがともないます。
この処置を週に数回繰り返しおこないイボを除去するため、何度か通院しなければいけません。
イボには「水イボ」という傷口から感染するウイルス性のものもあります。
水いぼはプールで感染しやすく、子どもがかかりやすいイボのひとつ。
水イボを皮膚科で治療するにはピンセットで無理矢理ひっ張って取るので痛みを伴います。
病院でのイボの治療には時間と痛みが伴います。
病院に行かずに治したい、痛い処置はいやだという方はまずはハトムギを試していると良いかもしれません。
ハトムギの肌荒れ予防、改善
ハトムギには肌荒れを予防したり改善する効果があります。
ハトムギの肌荒れ改善ココがポイント
- ハトムギに含まれる「コイクセラノイド」が、角質代謝や新陳代謝を促進。腫瘍が出来るのを抑制するため、肌荒れを予防したり改善します
- ハトムギに含まれるたんぱく質には良質なアミノ酸がたっぷり。アミノ酸が、皮膚細胞の生まれ変わりを促進します
- ハトムギに多く含まれるビタミンB群が皮脂の分泌をコントロールし肌荒れを改善します
肌荒れにはハトムギとルイボスティーとドクダミとをブレンドしたお茶がおすすめです。
ハトムギのニキビの予防、改善
ハトムギは皮膚の新陳代謝を良くする効果があります。
そのため肌荒れやニキビの改善などにも効果があるといわれています。
ハトムギの美白効果
最近ではハトムギの美白効果が注目を集めハトムギ化粧水が人気です。
ハトムギには直接的な美白効果はありません。
ココがポイント
しかし、ハトムギの新陳代謝をうながす働きが、シミを目立たなくし、明るくクリアな肌にしていきます。
また、ハトムギには老廃物を排出する作用があるため、シミの原因のメラニン色素も体外に排出されやすくなります。
ハトムギに含まれる【コイクセラノイド】は、角質の代謝を高め、イボやざらつきのないワントーン明るい肌に導いてくれます。
ニキビやそばかすも出来にくくなるので、より美白効果が期待できます。
ハトムギの美白効果はこちらの記事で詳しくご紹介しています
-
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ハトムギの体のむくみをとる効果
ハトムギは体内の余計な水分や毒素を排出する効果があります。
水分代謝が良くなると尿の出が良くなり、体全体のムクミがとれます。
漢方では、体の水分代謝が悪い陰性体質の改善に、ハトムギは非常に有用な生薬とされています。
女性は普段の食生活にハトムギを取り入れるのもおすすめですよ。
ハトムギのダイエット効果
ハトムギに含まれる「9-ヒドロキシ-オクタデカン酸」は脂肪の代謝をうながす作用があります。
また、細胞にグルコースが取り込まれるのをうながすので、血糖値の上昇を抑える効果もあります。
そのことから、ハトムギは、肥満の予防、改善にも効果が期待出来ます。
ハトムギはでんぷん質を多く含んでいるので水分を含むと3~4倍に膨らみます。
だからダイエットで食事の量を調節するのにハトムギのシリアルは便利。
ココがポイント
ハトムギを食事に取り入れることで、少量でも満腹感が得られ効率よくダイエットをすることができます。
ハトムギのシリアルの一日の摂取目安量は大さじ1〜2杯、5g~10gです。
ハトムギのデトックス効果
ハトムギは、血液やリンパ液の巡りを促進し、腎臓の機能を高める効果があります。
はとむぎを摂ると尿の出がスムーズになり、利尿作用によって体内の余分な水分が排出されます。
ココがポイント
水分を排出すると同時に、老廃物の排泄も高まるため、むくみが取れ、デトックスされ体質改善につながります。
ハトムギのアトピー性皮膚炎の予防、改善効果
ハトムギは子どものアトピーから大人のアトピーまで、幅広く効果があるといわれています。
アトピー性皮膚炎の90%が皮膚のバリアが壊れ細菌感染によって起きているといわれています。
ココがポイント
アトピー性皮膚炎は一般的に夏場に悪化するジュクジュク型と、冬場に悪化するカサカサ型があります。
ハトムギはジュクジュク型、カサカサ型、どちらのタイプにも効果があります。
胃の不調を予防、改善する効果
ハトムギは胃の不調の改善や予防に効果が認められています。
胃もたれなどの不調を改善する効果から、薬膳料理などにも古くから使われてきました。
また胃腸の機能を整えるだけじゃなく、腎臓の働きも良くします。
胃の中の余分な水分は胃液を薄くし消化不良をおこし胃もたれの原因になります。
ハトムギは余分な水分を排出するので、胃の中の過剰な水分を排出し胃の調子を整え健康を保ちます。
また、皮膚や体内の老廃物は、アミノ酸分解酵素の働きで新陳代謝が高まり、分解され余分な水分と一緒におしっことして排泄されます。
便秘の予防、改善効果
ハトムギは不溶性食物繊維が豊富にふくまれているので、便秘の予防や改善にも効果が期待出来ます。
ココがポイント
膀胱結石
ハトムギには、体の中の余分な水分を排出する作用があるため、膀胱結石、尿路結石に効果的だと言われています。
尿路結石、膀胱結石の治療には、水分をしっかりとり尿の量を増やすことが大切。
ハトムギは尿の量を増やすため尿路結石、膀胱結石に良いといわれています。
ただし、尿の量をふやしても結石は一部の成分を除き、とかすことは出来ません。自然排出が難しく痛みが続くようであれば内視鏡手術や体外衝撃波結石破砕術などによる治療などが必要になります。
リウマチ
ハトムギはからだの余分な水分を排出する働きがあるためリウマチにも効果が期待できるといわれています。
体の中や関節などの水分代謝が落ちると、体が冷え、関節なとに痛みがでると考えられています。
ハトムギには余分な水分をとり痛みを取る作用があるため、関節痛、神経痛、筋肉痛などの改善にも使われます。
肝機能障害への効果
ハトムギは肝機能障害への効果も実証されています。
ハトムギを取ると肝臓のコレステロールを低下させるなど肝臓の脂質の代謝を改善するとマウスの実験でも実証されています。
抗がん作用
ハトムギには、腫瘍抑制効果があることから抗がん作用も認められていて、マウスの実験では実証されています。
これは、ハトムギに含まれる【コイクセノライド】によるものだと考えられています。
脚気の予防、改善
ハトムギにはビタミンB1が多く含まれるため「脚気」の予防や改善に効果があるといわれています。
普段の生活で、糖質やアルコール、清涼飲料水やインスタント食品を多くとっていたり、かたよった食事をしているとビタミンB1不足になり脚気を引き起こしやすくなります。
また激しい運動もビタミンB1を不足になり脚気を引き起こすことがあります。
ビタミンB1は体内で吸収されにくく、排出されやすい特徴があります。
普段からビタミンB1を含む食品を気を付けてとるようにすることが脚気の予防になります。
普段の食生活で、ハトムギ茶を飲んだり、ハトムギをご飯に混ぜて食べるのがおすすめ。
ハトムギの効果的な使い方、とり方
ハトムギの効果的な使い方、摂取方法は、2通りあります。
- ハトムギを食べる、飲む、ハトムギのサプリを飲むなどの、体の内側からとる方法。
- ハトムギ入りの化粧水などを塗るなどの、外側からとる方法です。
目的や症状にあわせてハトムギの摂取方法を変えるとより効果を感じやすくなります。
ココがポイント
【むくみ】、【健胃】、【ダイエット】、【生活習慣病の予防】などにはハトムギを食べたり飲んだりする内側からとる方法がおすすめ。
ハトムギ入りの化粧水やジェルなど外側から与える方法も良いですが、より効果を期待するなら、内側からとる方法が効果的です。
ココがポイント
【イボ】、【アトピー性皮膚炎】、【ニキビ】、【美白】には、外側からの摂取と内側からの摂取を併用することで、デトックス効果が高まり、より効果がでやすくなります。
ここからは、はとむぎの外側から摂取する方法と、内側から摂取する方法、それぞれご紹介していきます。
ハトムギの食べ方とハトムギ加工食品の種類
ハトムギを効果的にとるには、はとむぎを加工した食品をとるのが手軽でおすすめです。
ハトムギを加工した食品
- ハトムギ茶
- ハトムギのシリアル
- ハトムギのフレーク
- ハトムギご飯
- ハトムギの粉末
ここからは、ハトムギを加工した食品それぞれの特徴と食べ方についてご紹介していきます。
【ハトムギ茶】の特徴と飲み方
ハトムギ茶はノンカフェインなので、お子さんや、妊娠されてる方、授乳中の方、カフェインを避けたいかたにも飲んでいただけます。
ただし、ハトムギは体を冷やす作用があるので妊婦さんや冷え性の方は注意してください。
ハトムギ茶の飲み方はこちらの記事に詳しく書いてます
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【ハトムギのシリアル】の特徴と食べ方
ハトムギのシリアルはハトムギをそのままサクサクのスナック風に加工したものです。
シリアルにすることでふっくらとし、歯ごたえが軽くなり、硬いものが苦手な方でも食べやすいです。
またシリアルなので美味しく食べられます。もちろんシリアルにしても栄養価はそのまま。
シリアルなら他のグラノーラやコンフレークなどと一緒に食べられるのでとても手軽にハトムギの成分をまるごと食べられます。
シリアルの食べ方は、そのままポリポリとスナック代わりに食べたり、サラダやヨーグルトにトッピングします。
またハトムギを使ったお茶漬けもおすすめです。
ハトムギ茶づけの作り方
炊いたご飯に海苔、好みで鮭やたらこなどをのせ、醤油やワサビなどをかけ。ハトムギをトッピング。そこへ熱いお茶や、夏なら冷たいお茶をかけいたできます。ハトムギの香ばしさでお茶漬けがより美味しくいただけます。
ハトムギのシリアルの一日の摂取目安量は大さじ軽く1杯。5g~10gが目安です。
ハトムギのシリアルおすすめはこちらの記事でご紹介しています
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【ハトムギフレーク】の特徴と食べ方
ハトムギのフレークは、ハトムギを食べやすいように薄いフレーク状に加工したものです。
食べ方としてはそのままスナックのように食べたり、牛乳をかけたり、ヨーグルトやアイスクリーム、スープなどにトッピングすると美味しく食べられます。
メーカーによって食感などが違いますのでお好みのものを探されると良いです。味が付いていないものがほとんどですので、ハチミツやお砂糖、メープルシロップなどお好みの味付けでいただきます。
普段食べてるシリアルなどに混ぜて食べることもおすすめです。
【ハトムギごはん】の特徴と食べ方
ハトムギをご飯と一緒に食べるのも美味しくておすすめです。
ご飯に混ぜて食べるときは、殻のついていない脱穀したハトムギを使います
お米や麦類と違い、ハトムギは胚芽の部分にも栄養が豊富。
精白したものでも充分に薬効が得られます。
ハトムギは固いので炊く前に1時間ほど浸水することがポイント。
原型の鳩麦はゆでて下処理をすると使いやすいです。
まず鍋に多めの水を入れ沸騰させます。
しっかり水で洗った鳩麦を沸騰したお湯の中に入れ、ふたをして火を切ります。
そのまま一晩おくとほぼ鳩麦の芯まで熱が通り、独特な香りが抜けやすくなります。
その後鳩麦を水切りし、ご飯に入れて一緒に炊いたり、スープの具などとして使用するとよいでしょう。
一度に使わない場合は、ラップをして冷凍庫で保管できます。
浸水するのが面倒な時は、あらかじめ割られている「引き割りハトムギ」や、少し小さめな粒に仕上げてあるハトムギを使うと調理しやすく便利。
また、ハトムギには特有の匂いがありますが、その匂いが気になる場合はよく洗ってください。
よく浸水し吸水させたものをお米と一緒に普通に炊きます。
白米や玄米に入れるはと麦の割合は3パーセントぐらいが良いです。
蒸らし時間を通常よりも少し長めにとると良いようです。
ハトムギは他の雑穀類よりも粒が大きいので初めは食べにくいかもしれません。
食べ初め、気になる方は少量から始めるのがおすすめです。
【ハトムギ粉】の特徴と食べ方
ハトムギ粉はハトムギをそのまま粉末したものです。ハトムギ粉は消化も良く手軽で便利なのが良いところです。
使い方としては一番簡単なのが、スープに入れたり、おかゆに入れたりスムージ―に入れる方法。
他にも、お好み焼きやホットケーキ、クレープにまぜたり、パンに練り込む、クッキーに混ぜる、天ぷらの衣に混ぜるなどでも使うことが出来ます。
粉物の料理に混ぜるなら、全体のおおよそ10%~20%程度をまぜます。
ハトムギ粉は粉っぽさがあり特有の香りがしますが、果物や野菜と混ぜることで特有の香りが気にならず美味しくいただけます。
ハトムギ粉は加熱して使うもの、非加熱で使えるものがありますので、パッケージを確認したうえで使用するようにしてください。
ハトムギ粉の一日の摂取目安量は小さじ1~2杯です。
ハトムギの粉はたべるだけじゃなく、水やヨーグルト、卵白などで溶いて顔の美容パックとしても利用できます。
ただハトムギを粉にしているので他のシリアルやお茶などに比べると虫がわきやすく保存性が落ちます。開封したら早めに食べるようにしてください。
直射日光や高温多湿をさけて保存するようにします。
ハトムギを使ったお菓子のご紹介
ハトムギを使ったお菓子もあります。
人気なのはハトムギをまるごと使ったおこし。サクサクとしてお子さんにも人気です。
ハトムギの一日の効果的な摂取量
はとむぎの一日の摂取量は取り方や製品にもよって違います。
ハトムギ茶の場合は一日あたり15g~30gを目安に、煎じたものを1日3回に分けて飲むと効果的だといわれています。
ハトムギの副作用
ハトムギには体を冷やす作用があるので、妊娠されているかたや冷え性の方は注意が必要です。
ハトムギのサプリの効果効能と特徴
ハトムギを体の内側からとるにはハトムギサプリも人気です。
サプリメントは携帯にも便利。手軽にハトムギの成分をとることが出来るので忙しい人でも続けやすいのが魅力です。
ハトムギ茶やハトムギご飯のように、煮出したり炊いたりする必要がないので手間もかかりません。
ハトムギ化粧品の特徴と種類
ハトムギを外側からとるには、ハトムギ化粧品がおすすめ。ハトムギは皮膚に塗っても効果があると言われています。
ハトムギ化粧品は、ハトムギの皮を除いた種子からとったエキスを配合したものが主流です。
ハトムギ入りの化粧品の種類には様々な種類があります。
ハトムギ化粧品のおもな種類
- 化粧水
- クリーム
- ジェル
- ハトムギエキス
- 石鹸
- パック
- クレンジング
ハトムギ化粧品の特徴はハトムギの有効成分がふくまれていること。
ハトムギのおもな成分は、糖類、アミノ酸類、コイクセラノイドなど。
「コイクセラノイド」には抗炎症作用や、肌の角質の代謝を高める働きが認められています。
ニキビ肌の改善や、肌のボツボツやイボを無くしたり、イボが出来にくい肌にする効果もあるのだとか。
また、ハトムギを普段から使っていると肌がスベスベになりきめ細やかでなめらかな肌になるのだそう。
ハトムギに含まれる「有機ゲルマニウム」は、肌の免疫力を高め、肌を酸性からアルカリ性へと変えてくれます
その結果、肌荒れなどの炎症を抑えたり、アトピー性皮膚炎の改善、肌の老化防止、保湿作用が期待出来るのだそう。
美白効果に関しては、ハトムギ入りの化粧品やコスメには直接的な効果はあまり期待できません。
しかし、ハトムギには血流を良くしたり、免疫を強化したり、肌のターンオーバー、新しい皮膚の再生を促す効果があるため、その結果くすみのないクリアな肌に導いてくれます。
その結果、肌のくすみが取れ、明るく透明感のある美肌に導いてくれます。直接的な美白効果はないそうです。
ハトムギを使った洗顔とクレンジング
ハトムギの洗顔やクレンジングはハトムギの種子エキスやハトムギの粉末を配合したものが主流です。
ハトムギに含まれる成分が角質をやわらかくするので古い角質やくすみがとれ、なめらかでつやのある明るい肌になります。
ハトムギの美容液
ハトムギの美容液はハトムギの種子からとったエキスを加えた美容液です。
ハトムギエキスには多量のアミノ酸が含まれていて、肌本来のバリア機能を強化し、肌の水分保持能力を上げてくれます。
ハトムギ化粧水
ハトムギ化粧水は主にハトムギの種子からとったエキスを加えて作られています。
はとむぎ単体だけで作られているものより、様々な効果を持った成分も一緒に加えて作られていることがほとんどです。
今はとむぎ化粧水といえば「ナチュリエ」が人気ですが、 価格的に見るとハトムギエキス配合量はかなり少量だろうと思います。
ハトムギエキスはそれなりに高価な成分なので、ハトムギエキスを加えた化粧水はそれなりの価格になるだろうと思います。
ハトムギの効果を期待するならば、それなりの価格帯のハトムギ化粧水を選ぶのがおすすめです。
ハトムギエキス入りのジェル
【ハトムギジェル】は、ハトムギの種子からとったエキスを加えたオールインワンジェル(オールインワンゲル)です。
ジェルひとつで、美容液、化粧水導入液、化粧水、 乳液、クリームの役割をこなします。
ハトムギ化粧品を使いたい人、スキンケアを簡単に済ませたい人、忙しくて時短コスメを探している人におすすめのアイテムです。
ハトムギクリーム
【はとむぎを使ったクリーム】は、ハトムギの種子からとったエキスを加えた美容クリームです。
ハトムギエキスには12種類のアミノ酸が含まれています。
アミノ酸はもともと肌に含まれている天然の保湿因子「NMF」の主成分です。
アミノ酸は外部の刺激や乾燥から肌を守る役目があります。
ハトムギエキスが配合されたハトムギクリームを普段のお手入れに加えることで、肌荒れや乾燥、ニキビ、シミしわなどから肌を守る効果が期待できます。
ハトムギの効果を期待するなら安価すぎるハトムギクリームよりも、それなりの価格のハトムギクリームを選んだほうが良いです。
ハトムギエキス
ハトムギエキスは ハトムギの種子から抽出したエキスです。
ハトムギエキス単体で使うというよりは、 精製水や化粧水などに混ぜて使います。
おおよそ10倍程度に薄めて使います。
化粧水に混ぜるだけじゃなく、 美容液、乳液、クリーム、パックなどに加えて手作り化粧品のエッセンスとしても使うことができます。
ハトムギの種子には下記の12種類のアミノ酸が含まれています。
ハトムギに含まれる12種類のアミノ酸
ヒスチジン・リジン・トレオニン・バリン・プロリン・セリン・ロイシン・アルギニン・グリシン・アラニン・アスパラギン酸・グルタミン酸
これらのアミノ酸はもともと肌に存在している成分で、外部からの刺激や乾燥から肌を守る作用があります。
アミノ酸をたっぷり含むハトムギエキスは肌のバリア機能をあげうるおいのある肌にしてくれるハトムギ化粧品です。