おせち

鴨ロースのレシピ|簡単な鴨ローストの作り方と和風ソース、低温調理・オーブンでも

  • 鴨ロースの簡単な作り方を知りたい
  • 鴨ローストに合う和風ソースを知りたい
  • 低温調理・オーブンで作るときの温度を知りたい
  • 鴨ロースをきれいに薄切りにするコツを知りたい

 

鴨ロースト(鴨ロース)は、鴨肉を皮目から香ばしく焼いて、薄く切って食べる肉料理です。

 

鴨ロースのレシピでは、合鴨のむね肉を1枚まるごと焼く作り方が多く見られます。

 

ただ家で作ると、中まで火が通ったか分かりにくかったり、皮から出てくる脂の扱いに迷ったりすることもあります。

 

筆者は毎年おせちを手作りしてきて、今は手作りしながら通販のおせちも取り寄せています。

 

これまでに食べ比べた【美濃吉】や【ベルーナ】の通販おせちにも、合鴨ロースが入っていました。

 

この記事では、フライパンで簡単に作れる鴨ロースのレシピ、オーブンや低温調理で作るときの温度と時間の目安、食中毒を防ぐ加熱の注意、和風ソース、薄切りのコツ、保存の注意、材料や単品を買える場所をまとめました。

 

おせち食べ比べ歴10年の姫子が、手作りする方にも、通販で選ぶ方にもわかりやすくご紹介します。

 

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フライパンで簡単な鴨ロースのレシピ

鴨ロースは、フライパンで皮目から焼くレシピが多く見られます。

 

この記事では、食中毒を防ぐために、中心まで十分に加熱する作り方でまとめています。

 

鴨ロースの作り方の結論

  • 下ごしらえ:常温に戻し、余分な脂と薄い膜を取り、皮に切り込みを入れる
  • 焼き方:油をひかずに皮目から焼き、出てきた脂をふき取る
  • 火の通り:中心温度計で、中心が75℃で1分以上になったかを確かめる
  • 仕上げ:薄く切って、しょうゆとみりんの和風ソースを添える

 

鴨ロースの材料

鴨肉 合鴨のむね肉(鴨ロース肉)1枚(300〜500gほど)
しょうゆ・みりん ソース用(割合はレシピによって違う)
薬味 柚子こしょう・練り辛子・わさびなど好みで
道具 フライパン・キッチンペーパー・中心温度計

 

鴨肉は1枚300〜500gほどを使うのが一般的で、何人分になるかはレシピによって2〜6人分と違います。

 

フライパンで作る鴨ロースの手順

  1. 鴨肉を冷蔵庫から出して、常温に戻しておく。
  2. 白い脂や薄い膜があれば、包丁で薄くそぎ取る。
  3. 皮に切り込みを入れる。
  4. フライパンを中火で熱し、油をひかずに皮目を下にして入れる。
  5. 動かさずに焼き、出てきた脂をキッチンペーパーでふき取りながら、皮にこんがりと焼き色をつける。
  6. 上下を返して、肉の面も焼く。
  7. 肉の中心に中心温度計を刺し、中心が75℃で1分以上になったかを確かめる。
  8. 届いていなければ加熱を続け、もう一度確かめる。
  9. 焼いたあとのフライパンでソースを作り、鴨肉を薄く切って添える。

 

焼く時間はレシピによって違い、皮目を焼く時間だけでも2〜9分ほどの幅があります。

 

一例として、中火で熱したフライパンに油をひかずに皮目から入れ、動かさずに8〜9分焼いてから、上下を返して肉の面も3〜4分焼く作り方があります。

 

鴨肉の大きさや厚さで火の通りは変わるので、時間は目安にして、最後は中心温度計で確かめると安心です。

 

3つの作り方を比べると、次のようになります。

 

スクロールできます↔

作り方 フライパン オーブン 低温調理
道具 フライパン・中心温度計 フライパン・オーブン・中心温度計 フライパン・耐熱の袋・低温調理器などの温度を保てる道具・中心温度計
焼き方の一例 皮目から中火で8〜9分、返して肉の面を3〜4分 両面を強火でさっと焼き、200℃のオーブンで8分(500gの場合) 皮目に焼き色をつけてから、袋に入れて低い温度で長く加熱する
火の通りの目安 中心が75℃で1分以上 中心が75℃で1分以上 中心が63℃になってから30分、70℃なら3分、75℃なら1分

 

鴨ロースの下ごしらえ

鴨ロースは、焼く前に常温に戻すレシピが多く見られます。

 

冷蔵庫から出しておく時間はレシピによって違い、一例として30分ほど出しておくレシピがあります。

 

余分な脂と薄い膜を取る

鴨肉に白い脂や白っぽい薄い膜があるときは、包丁で薄くそぎ取るレシピが多くあります。

 

赤身からはみ出している脂を、身に沿って切り落とす作り方もあります。

 

薄い膜が残っていると、仕上がりの食感が悪くなる、という説明もあります。

 

皮に切り込みを入れる

鴨ロースの下ごしらえでは、皮に切り込みを入れるレシピが多く見られます。

 

切り込みの入れ方はレシピによって違い、縦に数本入れるもの、横に入れるもの、格子状に入れるものがあります。

 

一例として、皮の厚みの3分の2くらいまでの深さで、縦に5〜6mm幅の間隔で皮全体に切り込みを入れる作り方があります。

 

鴨ロースの下ごしらえと焼き方のコツ

  • 焼く前に冷蔵庫から出して、常温に戻しておく
  • 白い脂や薄い膜は、包丁で薄くそぎ取る
  • 皮に切り込みを入れてから焼く
  • 皮目から焼き、出てきた脂はキッチンペーパーでこまめにふき取る
  • 焼き上がりは時間ではなく、中心温度計で確かめる

 

皮から出てくる脂は、こまめにふき取りながら焼くんですね。

 

鴨ロースを作るときの加熱と食中毒の注意

鴨ローストを作るときに一番気をつけたいのが、中心までの加熱です。

 

厚生労働省は、鶏などの家きんの腸内にもカンピロバクターなどの細菌がいて、市販の鶏肉や内臓からも高い頻度で見つかっている、と案内しています。

 

ほかの動物の肉や内臓も、病原体が付いている可能性が高く、もともと生で食べるものではない、とも書かれています。

 

そのうえで、表面だけでなく中心部までしっかり火を通し、中心温度75℃で1分間以上の加熱が重要としています。

 

農林水産省も、鶏肉は中心の温度が75℃以上で1分間以上になるまでよく加熱するように、と案内しています。

 

肉が新鮮でも安全とは限らない、という点は、厚生労働省と農林水産省のどちらの案内にも書かれています。

 

焼き上がりは見た目でなく中心温度計で確かめる

食品安全委員会は、肉の見た目では、食中毒を防ぐ安全な加熱ができたかどうかを判断するのは不可能としています。

 

中心温度計などを使って、温度と時間を管理するように、とも案内されています。

 

鴨ロースのレシピには、中を赤く残して仕上げるものもありますが、この記事では中心まで十分に加熱する作り方で書いています。

 

厚生労働省は、特に乳幼児やお年寄りには、加熱が十分でない食肉などを食べさせないようにした方が安全としています。

 

鴨ロースを加熱するときの注意

  • 表面だけでなく、中心部までしっかり火を通す
  • 中心温度計で、中心が75℃で1分以上になったかを確かめる
  • 焼き色や切り口の色だけで判断しない
  • 新鮮な肉でも、加熱は同じように行う
  • 小さな子どもやお年寄りが食べるときは、特に十分に加熱する

 

オーブンで作る鴨ロースト

鴨ロースは、フライパンで表面を焼いてから、オーブンで焼く作り方もあります。

 

オーブンの温度と時間はレシピによって違うので、ここでは一例を1つだけご紹介します。

 

オーブンで作る鴨ローストの手順

  1. 鴨肉の下ごしらえは、フライパンで作るときと同じにする。
  2. オーブンを200℃に予熱しておく。
  3. フライパンで、鴨肉の皮目から両面を強火でさっと焼く。
  4. フライパンのまま、またはオーブン皿に移して、200℃のオーブンで焼く。
  5. 取り出したら中心温度計で、中心が75℃で1分以上になったかを確かめる。
  6. 届いていなければオーブンに戻して焼き、もう一度確かめる。
  7. 中心の温度を確かめてから休ませ、薄く切る。

 

一例として、500gの鴨肉の両面を強火でさっと焼いたあと、200℃に予熱したオーブンで8分焼くレシピがあります。

 

鴨肉の大きさや厚さ、オーブンによって火の通りは変わるので、焼き時間は目安です。

 

最後は中心温度計で、中心が75℃で1分以上になったかを確かめます。

 

焼いたあとに休ませるときの注意

鴨ローストは、焼いたあとに少し休ませてから切るレシピが多く、休ませる時間は10〜45分ほどとレシピによって違います。

 

ただ食品安全委員会は、塊肉の表面を焼いたあとにアルミホイルで包むなど、余熱を利用して火を通すレシピは、肉の内部温度が食中毒を防げるほどには上がらないので、やめましょうとしています。

 

休ませるのは、中心温度計で75℃・1分以上を確かめたあとにすると安心です。

 

余熱にまかせずに、中心の温度を確かめてから休ませるんですね。

 

低温調理で鴨ロースを作るときの温度と時間

鴨ロースは、低い温度のまま時間をかけて加熱する低温調理で作るレシピもあります。

 

皮目にフライパンで焼き色をつけてから、耐熱の袋に入れて加熱する作り方です。

 

低温調理で一番大切なのは、肉の中心が食中毒を防げる温度に、必要な時間だけ保たれているかどうかです。

 

食品安全委員会が示している低温調理の目安

食品安全委員会は、低温調理をするときは、中心温度計などで温度と時間を管理するように、と案内しています。

 

目安は、肉の内部の温度が63℃になってから、さらに30分間加熱を続けることです。

 

中心の温度 その温度になってから保つ時間
63℃ 30分間
70℃ 3分間
75℃ 1分間

 

この目安は、鶏むね肉と牛もも肉を例にして示されたものです。

 

鴨肉を低温調理するときも、この目安に届いているかを中心温度計で確かめると安心です。

 

低温調理は思っている以上に時間がかかる

食品安全委員会は、思っている以上に低温調理は時間がかかる、としています。

 

例として、厚さ約3cm・300gの鶏むね肉では、肉の内部が63℃になるまでに平均68分かかった、と紹介されています。

 

63℃で仕上げるときは、中心が63℃になってからさらに30分なので、袋に入れてからの時間はそれより長くなります。

 

レシピを自己流に変えるのは禁物、とも書かれています。

 

鴨ロースに合う和風ソース

鴨ロースの和風ソースは、しょうゆとみりんを主にしたものが多く見られます。

 

酒やだし、砂糖を加えるかどうかと、その割合はレシピによって違います。

 

焼いたあとのフライパンで作る和風ソース

手軽なのは、鴨肉を焼いたあとのフライパンで、そのままソースを煮つめる作り方です。

 

鴨ロースに添える薬味

鴨ロースには、柚子こしょう・練り辛子・わさびを添えるレシピが見られます。

 

ソースはしょうゆとみりんが基本なので、家にある調味料で作れますよ。

 

鴨ロースの薄切りのコツ

鴨ロースは、薄切りにして盛り付けるレシピが多く見られます。

 

切る厚さはレシピによって違い、3〜5mm幅のものから1cm幅ほどのものまであります。

 

鴨肉は切ってからしばらく置くと、切った断面の色が少しずつ悪くなっていくので、食べる直前に切るとよい、という説明もあります。

 

鴨ロース 薄切り

 

鴨ロースの日持ちと保存

作り置きした鴨ロースは、冷蔵庫で保存して、早めに食べきるのが安心です。

 

日持ちの日数はレシピによって違うので、この記事では日数を決めて書いていません。

 

厚生労働省の家庭での食中毒予防の案内では、冷蔵庫は10℃以下、冷凍庫は-15℃以下に保つことがめやすとされています。

 

冷蔵庫に入れても細菌が死ぬわけではないので、早めに使いきるように、とも書かれています。

 

鴨ロースを作り置きするときの注意

  • 早く冷えるように、浅い容器に小分けして保存する
  • 冷蔵庫は10℃以下、冷凍庫は-15℃以下に保つ
  • 冷蔵庫に入れても細菌は死なないので、早めに食べきる
  • 少しでも怪しいと感じたものは食べない

 

冷凍の鴨肉を解凍するとき

通販の鴨肉は冷凍で届くものが多いので、使う前に解凍が必要です。

 

厚生労働省は、室温で解凍すると食中毒菌が増える場合があるので、解凍は冷蔵庫の中や電子レンジで行うとよい、としています。

 

使う分だけ解凍してすぐ調理し、冷凍と解凍をくり返さないように、とも案内されています。

 

おせちに入れる鴨ロース

鴨ロースは、おせちやおもてなしのメイン料理にも向く、と紹介されることがあります。

 

お重に詰める分も、中心まで加熱したものを冷蔵庫で保存して、早めに食べきると安心です。

 

薄切りの鴨ロースが入ると、お重がぐっと華やかになりますよね。

 

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鴨ロースの材料の鴨肉を買う

鴨ロースに使う鴨肉は、冷凍のものを通販でも買えます。

 

この記事の分量は1枚300〜500gほどなので、小さめの鴨肉のときは、重さを見て枚数を合わせると作りやすくなります。

 

アマタケ 国産あい鴨ロース(むね肉)450g

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作るのが大変なら合鴨ロースのスモークを取り寄せる

おせちの料理を何品も作る年は、できあがった合鴨ロースのスモーク(燻製)を取り寄せる方法もあります。

 

スモークは、焼いて作る鴨ローストとは別の、燻製にした加工品です。

 

三金 合鴨ローススモーク 約1kg(5〜6本入)

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鴨ロースのよくある質問

Q. 鴨ロースは鴨のどの部分ですか?

A. 鴨ロースのレシピでは、合鴨のむね肉を使うものが多く見られます。

楽天の商品にも「あい鴨ロース(むね肉)」と書かれているものがあります。

 

Q. 鴨ロースは中がピンクでも食べられますか?

A. 厚生労働省は、肉は中心部までしっかり火を通し、中心温度75℃で1分間以上の加熱が重要としています。

食品安全委員会は、肉の見た目では安全な加熱ができたかを判断できないとしているので、色ではなく中心温度計で確かめると安心です。

 

Q. 鴨ロースを低温調理するときの温度と時間は?

A. 食品安全委員会の目安は、肉の内部が63℃になってからさらに30分間、70℃なら3分間、75℃なら1分間です。

鶏むね肉と牛もも肉を例にした目安ですが、鴨肉でもこの目安に届いているかを中心温度計で確かめると安心です。

 

Q. 鴨ローストをオーブンで焼く温度は?

A. 温度と時間はレシピによって違います。

一例として、500gの鴨肉の両面をフライパンでさっと焼いてから、200℃のオーブンで8分焼くレシピがあり、焼いたあとは中心温度計で75℃・1分以上を確かめます。

 

Q. 鴨ロースは焼く前に常温に戻しますか?

A. 焼く前に冷蔵庫から出して、常温に戻すレシピが多く見られます。

出しておく時間はレシピによって違い、一例として30分ほど出しておくレシピがあります。

 

Q. 焼いたあとにアルミホイルで包んで休ませてもいいですか?

A. 焼いたあとに休ませるレシピは多くありますが、食品安全委員会は、アルミホイルで包むなど余熱で火を通すやり方では、肉の内部温度が食中毒を防げるほどには上がらないとしています。

休ませるのは、中心温度計で75℃・1分以上を確かめたあとにすると安心です。

 

Q. 鴨ロースの和風ソースは何で作りますか?

A. しょうゆとみりんを主にしたソースが多く見られます。

鴨肉を焼いたあとのフライパンで、そのままソースを煮つめる作り方もあります。

 

Q. 鴨ロースの薄切りの厚さはどれくらいですか?

A. 3〜5mm幅から1cm幅ほどまで、レシピによって違います。

切ってから置くと断面の色が悪くなっていくので、食べる直前に切るとよい、という説明もあります。

 

Q. 鴨ロースは作り置きできますか?

A. 冷蔵庫で保存して、早めに食べきるのが安心です。

厚生労働省は、冷蔵庫に入れても細菌が死ぬわけではないので早めに使いきり、少しでも怪しいと思ったら食べないように、としています。

 

鴨ロースのレシピまとめ

鴨ロースは、常温に戻した鴨肉を皮目から焼き、出てきた脂をふき取りながら焼いて、薄く切って食べる料理です。

 

フライパンでもオーブンでも低温調理でも、最後は中心温度計で火の通りを確かめると安心です。

 

鴨ロースのレシピ

  • 材料:合鴨のむね肉1枚(300〜500gほど)
  • 下ごしらえ:常温に戻し、余分な脂と膜を取り、皮に切り込みを入れる
  • フライパン:油をひかずに皮目から焼き、脂をふき取る(一例は皮目8〜9分・肉の面3〜4分)
  • オーブン:表面を焼いてから200℃で8分(500gの一例)
  • 低温調理:中心が63℃になってから30分、70℃なら3分、75℃なら1分
  • 火の通り:中心温度計で中心が75℃で1分以上を確かめる。余熱にまかせない
  • 和風ソース:しょうゆとみりんが主。割合はレシピによって違う
  • 薄切り:3〜5mm〜1cm幅。食べる直前に切る
  • 保存:冷蔵庫で保存して、早めに食べきる

 

 

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