化粧水・美容液・乳液・クリーム・パック・日焼け止めは、つける順番に基本の形があります。
基本の順番は「洗顔→化粧水→美容液→乳液→クリーム→日焼け止め(朝だけ)」です。
ただし、乳液を化粧水より先に使う「先行乳液」や、洗顔のすぐあとに使う導入美容液のように、商品によって順番が違うものもあります。
美容液はどこで使う?
パックはいつ使う?
順番を間違えたら意味がない?
筆者は以前、【ライースリペア】の実感セットを約1か月使い、ローション(化粧水)→エッセンス(美容液)→クリームの順につけていました。
この記事では、洗顔からパック・日焼け止めまでのスキンケアの順番と、それぞれの役割、迷いやすいところをご紹介します。
目次
スキンケアの順番は洗顔→化粧水→美容液→乳液→クリーム→日焼け止め
多くのメーカーの使い方の表記では、スキンケアの順番は次のようになっています。
スキンケアの基本の順番
- 洗顔(夜はメイクをした日はクレンジングのあと)
- 化粧水
- 美容液
- 乳液
- クリーム
- 日焼け止め(朝だけ)
水分の多いものから先に、油分を含むものをあとにつける流れです。
日本香粧品学会誌の解説でも、化粧水を適量ていねいにつけ、そのあと油分を含む乳液やクリームをつけて「水分の蒸散を防ぐほうが効果的と考えられている」と書かれています。
パックは、化粧水タイプなら洗顔のあと、美容液タイプなら化粧水のあとに使うものが多いです(くわしくは下のパックの見出しで)。
商品に使い方が書かれているときは、その表示を優先します。
朝と夜のスキンケアの順番
朝と夜で違うのは、夜のクレンジングと、朝の日焼け止めです。
| 朝 | 洗顔→化粧水→美容液→乳液(クリーム)→日焼け止め |
| 夜 | クレンジング→洗顔→化粧水→美容液→乳液(クリーム) |
※多くのメーカーの使い方の表記をもとにしています。商品ごとの使用方法の表示を優先してください。
【ライースリペア】で見る順番の例|ローション→エッセンス→クリーム
順番の例として、筆者が使った勇心酒造の【ライースリペア】をご紹介します。
ライースリペアの化粧水・美容液・クリームは、どれもライスパワーNo.11(公式の成分表示ではNo.11α)を配合した医薬部外品で、効能は「皮膚水分保持能の改善」※です。
| 1 化粧水 | ローションNo.11(120mL・8,800円(税込)) |
| 2 美容液 | エッセンスNo.11(30mL・11,000円(税込)) |
| 3 クリーム | クリームNo.11(40g・8,800円(税込)) |
※医薬部外品の効能・効果/皮膚水分保持能の改善
※価格は勇心酒造の公式サイトの税込の通常価格です(2026年11月)。
ローションはとろみがあり、つけたあとはさらっとしていてベタつきません。
エッセンスは乳白色で伸びが良く、そのあとのクリームはホイップのように軽く、朝に使ってもファンデがよれませんでした。
※使用感は筆者個人の感想です。
はじめての方向けのトライアルキット(10日間)は、ローション・エッセンス・クリームに薬用濃縮美容液のD+・W+を加えた5点で、1,650円(税込)・全国送料無料です。
D+・W+をどこで使うかは、商品に書かれた使い方で確かめてください。
実感セットを1か月使った感想は、ライースリペアを1か月使った口コミ・感想の記事にくわしく書いています。
\ 同一住所1点限り・全国送料無料 /
洗顔・化粧水・美容液・乳液・クリームそれぞれの役割
順番の意味は、それぞれのアイテムの役割を知ると分かりやすくなります。
ここでは、日本香粧品学会誌の解説「化粧品の種類と使い方 ―スキンケア化粧品―」の言葉をもとにまとめました。
| 化粧水 | 水分のほかに保湿剤を多く含み、洗顔後に皮膚のモイスチャーバランスを整える |
| 美容液 | 特別なスキンケア化粧品として1970年代に生まれた。使う順番はメーカーにより設定されている |
| 乳液・クリーム | 皮膚を保護し、皮膚を保湿する目的で使う |
| 日焼け止め | 表示されている効果を得るには重ね塗りが必要で、2〜3時間ごとの塗りなおしも有効 |
※日本香粧品学会誌 42巻2号(2018)「化粧品の種類と使い方 ―スキンケア化粧品―」より。
洗顔はぬるま湯でぬらしてから、泡でやさしく
スキンケアの順番は、洗顔から始まります。
学会誌の解説では、洗顔料をつける前に、水またはぬるま湯で皮膚をぬらすことがすすめられています。
十分に泡立てた洗顔料を、あまり力を入れずにやさしく顔全体に広げ、水またはぬるま湯で十分にすすぎます。
すすぎが少ないと、皮膚に残る界面活性剤の量が多くなると書かれています。
洗顔後は、擦らず、柔らかいタオルで軽く押し当てて水分を拭き取ると刺激が少ないとのこと。
化粧水は洗顔のあとに肌を整える
化粧水は、洗顔のあとに最初につけるアイテムです。
学会誌では、化粧水は「整肌の目的」で使われ、水分のほかに保湿剤を多く含むと説明されています。
特に乾燥が気になる場合は、一度にたくさんつけるより、なじむのを確かめながら数回に分けてつけることをすすめるメーカーが多いそうです。
乾燥が気になる人の化粧水の選び方は、乾燥肌の化粧水のおすすめの記事でご紹介しています。
美容液は化粧水と乳液の間に使うものが多い
美容液は、1970年代に特別なスキンケア化粧品として生まれ、1980年代に一般的なアイテムとして売られるようになりました。
学会誌には「美容液の使用順序は、メーカーにより設定されていて、化粧水の後や乳液の後に使用する場合が多いが、化粧水の前に使うものもある」と書かれています。
美容液の場所は、くわしく下の見出しでご紹介します。
乳液・クリームは油分で水分の蒸散を防ぐ
乳液とクリームは、皮膚を保護し、保湿する目的で使われます。
クリームのような油性のものは、皮膚の表面をおおって水分の蒸散を抑えるため、学会誌では「クリームを塗布する前に化粧水などで角層に十分な水分を与えておくことが重要」とされています。
化粧水が先、乳液・クリームがあとになるのは、このためです。

化粧水と乳液はどっちが先?
化粧水と乳液の順番は、基本は化粧水が先です。
ただし、乳液を先に使うように作られた商品もあります。
基本は化粧水が先・乳液があと
多くのメーカーの使い方の表記では、化粧水は洗顔後に最初に使い、乳液やクリームは化粧水のあとに使うとされています。
化粧水でうるおいを与え、そのあと乳液で油分を補ってうるおいを閉じ込める、という考え方です。
「化粧水と乳液はどっちが大事?」と迷う人もいますが、メーカーによっては、化粧水と乳液をペアで使うことがすすめられています。
乳液が先の「先行乳液」もある
乳液を化粧水より先に使う商品は「先行乳液」と呼ばれます。
たとえば【アルビオン】の乳液は、使い方の表記で「洗顔後すぐ」に使う順番になっています。
同じブランドの化粧水の使用方法も「洗顔→乳液の後」で、洗顔→乳液→化粧水の順です。
どちらの順番が正しいというより、その商品がどの順番で使うように作られているかで決まります。
手持ちの乳液が「先行乳液」かどうかは、箱や商品ページの使い方の欄で確かめられます。

美容液の順番は化粧水のあと・乳液の前が多い
化粧水・美容液・乳液を使うときの順番は、多くのメーカーの使い方の表記で「化粧水→美容液→乳液」です。
保湿の美容液などは、化粧水で肌を整えたあと、乳液やクリームの前に使うのが一般的とされています。
ただし、美容液は種類によって場所が変わるので、表にまとめました。
| 美容液 | 化粧水のあと・乳液やクリームの前 |
| 導入美容液 | 洗顔のすぐあと・化粧水の前 |
| 目もと用などのクリーム状美容液 | お手入れの最後に使うタイプもある |
※多くのメーカーの使い方の表記をもとにしています。商品ごとの使用方法の表示を優先してください。
ライスパワーを配合した美容液の比べ方は、ライスパワー美容液のおすすめの記事でご紹介します。
導入美容液(ブースター美容液)は洗顔のすぐあと
導入美容液(ブースター美容液)は、化粧水のなじみをよくすることを目的にした美容液です。
メーカーの使い方の表記では、スキンケアの最初のステップとして、朝晩の洗顔のすぐあとに使います。
導入美容液を使う日の順番は、洗顔→導入美容液→化粧水→美容液→乳液(クリーム)です。
「土台美容液」と呼ばれる、洗顔のあとに化粧水より先に使う美容液もあります。
美容液を2つ以上使うとき
美容液を何本か重ねるときは、メーカーの使い方の表記では、テクスチャーがさらっとしたものから使うとされています。
ブランドで使う順番が決められているシリーズは、その順番どおりに使います。
パックの順番|化粧水・乳液とパックのタイミング
パック(シートマスク)を使うタイミングは、製品によって違います。
メーカーの使い方の表記では、化粧水タイプのパックは洗顔のあと、美容液タイプのパックは化粧水のあとに使うものが大半です。
| 化粧水タイプ | 洗顔→パック→美容液→乳液(クリーム) |
| 美容液タイプ | 洗顔→化粧水→パック→乳液(クリーム) |
| オールインワンタイプ | 洗顔→パック(洗顔後のお手入れを1つでまかなう商品) |
※多くのメーカーの使い方の表記をもとにしています。商品ごとの使用方法の表示を優先してください。
パックのあとは、いつものスキンケアで仕上げます。
日本香粧品学会誌の解説では、マスクが乾くまで皮膚にのせていると、かえって水分の蒸散が起きる可能性があると注意されています。
のせておく時間は、商品に書かれた時間を守るのが確実です。
肌が敏感になっているときは水分が刺激になることがあるので、事前にパッチテストをするよう書いているメーカーもあります。
日焼け止めはスキンケアの最後に塗る
日焼け止めは、朝のスキンケアの最後に塗ります。
日焼け止めを乳液のあとに塗る、と順番を言い切った公的な出典は見つかりませんでしたが、メーカーの使い方の表記では「乳液(クリーム)→(朝のみ:日やけ止め)」の順になっています。
環境省の「紫外線 環境保健マニュアル 2020」には、日焼け止めの使い方が次のように書かれています。
環境省のマニュアルにある日焼け止めの使い方
- 戸外に出る前に塗る
- 顔は、一円玉を置いたくらいの面積が埋まる量を手のひらにとり、2回塗る
- 手のひらの量を顔の数か所に分けて置き、そこから伸ばす
- 落ちたと思ったらすぐに重ね塗り、そうでなければ2、3時間おきに塗り直す
- 毎晩、一日の汚れと一緒に日焼け止めも落とす
同じマニュアルには、日焼け止めと表示されていなくても、日中用の乳液・クリームなどでSPF・PAが表示されているものも有効と書かれています。
耐水性の高い日焼け止めは、弱いクレンジング料では落ちにくい場合があるので、日焼け止めの種類に合うクレンジング料を選びます。
オールインワンを使うときの順番
オールインワンは、1つで化粧水・美容液・乳液・クリームなどの役割をかねる商品です。
洗顔のあとにオールインワンを1つつけ、そのあとのお手入れは商品の使用方法の表示に従います。
商品によっては、忙しい日のお手入れに使えるほか、ほかのスキンケアと組み合わせて使えると書かれているものもあります。
組み合わせるときの順番は、オールインワンの使用方法の表示に従います。
オールインワンの使い方を、公的な出典で説明したものは見つかりませんでした。
メンズのスキンケアの順番
男性向けの商品も、順番は商品ごとの使用方法の表示で確かめます。
男性向けの順番を説明した公的な出典は見つかりませんでした。
男性向けの化粧水・乳液・オールインワンの選び方は、メンズ化粧水のおすすめの記事でご紹介します。
スキンケアの順番を間違えたとき
順番を間違えたときにどうなるかを説明した公的な出典は、見つかりませんでした。
学会誌にもあるように、美容液の使う順番はメーカーごとに決められていて、乳液が先の商品もあります。
気づいたときは、次のお手入れから、その商品の使用方法の表示どおりに戻すのが確実です。

化粧水から乳液までの待つ時間
化粧水をつけてから乳液までに何秒あける、と時間を決めた公的な出典は見つかりませんでした。
学会誌の解説では、化粧水は皮膚になじむことを確かめながら数回に分けて使うことを、すすめるメーカーが多いとされています。
スキンケアの順番のよくある質問
Q. 乳液と化粧水の順番は、どっちから使いますか?
A. 多くのメーカーの使い方の表記では、化粧水が先、乳液があとです。
【アルビオン】のような先行乳液は、洗顔のすぐあとに乳液を使い、そのあとに化粧水を使います。
Q. 化粧水はコットンと手のどちらでつけますか?
A. 学会誌の解説では、コットンか手かはメーカーにより異なるとされています。
どちらの方法でも、塗布30分後の保湿効果に差がないことが示されていると書かれています。
Q. 化粧水と乳液はいつ使いますか?
A. 朝と夜の洗顔のあとに使います。
夜はメイクをした日はクレンジングのあと、朝は乳液やクリームのあとに日焼け止めを塗ります。
Q. 化粧水と乳液の間に美容液を入れてもいいですか?
A. 多くのメーカーの使い方の表記では、美容液は化粧水のあと、乳液の前です。
導入美容液は洗顔のすぐあとに使うので、商品の使い方を確かめてください。
Q. 化粧水がしみるときは、順番を変えたほうがいいですか?
A. しみる原因は順番だけでは分からないので、続くときや赤くなるときは使うのをやめて皮膚科で相談してください。
しみるときの考え方は、化粧水がしみるのはなぜの記事にまとめています。
Q. セラミド化粧水も同じ順番で使いますか?
A. 化粧水として使うものは、洗顔のあと、美容液や乳液の前に使います。
セラミド化粧水の選び方は、セラミド化粧水のおすすめの記事でご紹介しています。
化粧水・乳液・美容液の順番まとめ
スキンケアの順番は、多くのメーカーの使い方の表記で「洗顔→化粧水→美容液→乳液→クリーム→日焼け止め(朝だけ)」です。
迷いやすいところは、以下のとおりです。
- 化粧水と乳液:基本は化粧水が先。【アルビオン】などの先行乳液は乳液が先
- 美容液:化粧水のあと・乳液の前が多い。導入美容液は洗顔のすぐあと
- パック:化粧水タイプは洗顔のあと、美容液タイプは化粧水のあと。乾くまでのせない
- 日焼け止め:朝のスキンケアの最後。2、3時間おきに塗り直す(環境省)
- オールインワン:洗顔のあとに1つ。そのあとは商品の使用方法の表示に従う
- 順番に迷ったら:商品の使用方法の表示を優先
化粧水で水分を与えてから、油分を含む乳液やクリームでおおう、という流れを覚えておくと、新しいアイテムが増えても迷いにくくなります。
筆者はライースリペアをローション→エッセンス→クリームの順で使い、ベタつかずしっとりした使い心地が気に入りました(個人の感想です)。
くわしい感想はライースリペアの口コミ・感想の記事をご覧ください。